ポリエチレン素材のカヤックをご購入のお客様へ



若干のひっかき傷・歪みがある場合がございます。  

ポリエチレン素材のカヤックは、ロト・モールディング製法上や、工場での梱包前の作業時にも、どうしても、ひっかき跡のような傷が生まれやすい特徴がございます。
輸入後の検品時に傷の有無、および、使用上・ご購入いただく上で支障がないか確認をしておりますが、それでも検品漏れの場合もございます。
お受取時にご確認いただき、あまりにも傷が大きくて気になる、また、穴が開いて浸水してこないか不安、ほんとに大丈夫?といった場合は、まずご一報下さい。
その際に、1,2枚傷等の拡大写真をご用意いただけると、助かります。(左写真参考)
ポリエチレン素材のカヤックは、ロト・モールディング製法上、全ての製品を正確無比・均一に創り上げることは、難しい面がございます。
少なからず波打ちのような歪みがある場合もございますが、メーカーの品質検査及び、当店での検品を済ませて、強度や操作性等、ご使用上に問題ないかどうかを必ず確認してから、お届けさせていただいております。
また、ポリエチレン素材の特徴として、コンテナ輸入時や、冬場の長期保管時、タイダウン車載時など、長時間、同一箇所に強い(重い)荷重が加わりますと、一時的に歪み・へこみが生じますが、 荷重のかかる箇所をずらしたり、暖かくなると、元に戻ります。
   
       
カヤック内部(ハッチ内)にも少なからず水は入ってきます。  
ポリエチレン艇は、製法上どうしても小さな連続した気泡ができてしまい、水を吸い込みやすくなっています。 ※そのため水から引き上げてすぐの時は、ドレンから水を抜いた後でも素材自体が水を含んでいるため重くなっています。
ハッチ周りやアイレット部の取付穴から入り込む水だけでなく、ポリエチレン素材そのものが、吸った水も内部に浸水します。
艇によって個体差はありますが、コップやジョッキ数杯分くらいは入ってしまいますので、濡れては困るもの(携帯電話・貴重品)や、タオル・着替え等は防水ケース・ドライバッグ等で防水対応をしっかりしておきましょう。
バケツ数杯分など、浸水量が多い場合は、穴やヒビ割れ、防水処理の劣化などが考えられます。その際にはご相談下さいませ。
使用後には、(海でのご使用ならば特に)水洗いして、ドレンプラグ(左写真参考)やハッチを開け、水抜きをし内部も乾燥・通気しましょう。